テコンドーのルール

WTテコンドー(オリンピックテコンドー)の競技(キョルギ)ルール説明

・WTテコンドー競技の採点方法

1点:胴プロテクター(胴体)への有効なパンチ

1点:相手選手の減点によるポイント

2点:胴プロテクターへ(胴体)の有効なストレート蹴り

3点:頭部の得点部位への有効なストレート蹴り

4点:胴プロテクター(胴体)への有効な回転蹴り

5点:頭部の得点部位への有効な回転蹴り

 

 

・体重制

男子    女子

58kg級   49kg級

68kg級   57kg級

80kg級   67kg級

80kg超級  67kg超級

 

 

 

・防具について

オリンピックや世界大会など大きな大会ではセンサーがついた電子防具を使用します。

ただ、この電子防具は胴のプロテクター1つでも10万円近くする非常に高額なもので、日本国内では個人で所有するのは稀で大会会場でレンタルします。

 

また日本国内の地域規模の大会では、電子防具ではなく、通常の防具を使用して行われています。

 

なお通常防具はアディダスやMOOTO、DAEDOが公式ブランドとして公認されることが多く、大会では指定された公認ブランド以外のものは使用できません。

 

この通常防具の値段はブランド物のアディダスでも胴プロテクターが4000円~5000円ぐらいで、その他ヘッドギア、マウスピース、手足のプロテクター、ファールカップなど上から下まで揃えるとだいたい25000円~30000円ぐらいかかります。

 

ただ、もし大会に出ないのであればノンブランド品で上から下まで1万円前後で揃えることもできます。

 

 

 

追伸

電子防具は採点機械と2名分の防具だけでも80万円ぐらいの費用がかかります。

さらに機械や電子防具は進化し、いきなり切り替わるので日本国内の一般の道場で揃えているという話は聞いたことがないです。(私が知らないだけかもしれませんが(^^; )

 

ITFテコンドーの組手(マッソギ)ルール説明

ライトコンタクトによるポイント制 

 

・ITFテコンドー組手の採点方法

1点:中段、上段への突き、中段への蹴り

2点:上段への蹴り、中段への跳び蹴り、中段、上段への跳び突き

3点:上段への跳び蹴り、中段への半回転跳び蹴り

4点:上段への半回転跳び蹴り、中段へのターン蹴り

5点:上段への跳び後ろ回し蹴り

 

但し、相手にガードされたり、当てた後転倒した場合はポイントにならない。

 

反則は1点減点

反則事項:強打、倒れた相手を攻撃、足払い、クリンチ、つかみ、故意の下段、背中、後頭部への攻撃

 

警告を3つ受けると1点減点

警告事項:偶発的な下段、背中、後頭部への攻撃、ストレート以外の突き、3発以上の連続突き、転倒、肘や膝、頭での攻撃、逃げ回る、ポイントを取ったフリ、怪我のフリ、試合途中での許可のない防具調整

 

 

・体重制

        男子    女子

マイクロ級   50㎏未満  45㎏未満

ライト級    56kg未満  50kg未満

ミドル級    62kg未満  55㎏未満

ライトヘビー級 68㎏未満  60kg未満

ヘビー級    75kg未満  65kg未満

 

ハイパー級   75kg以上  65kg以上

 

 

・防具について

防具は手のグローブと足の甲のプロテクターで、ヘッドギアや胴のプロテクターはつけない。